胡蝶蘭の花言葉は色によって違う?各お祝いの相場は?

この記事はお祝いとしても一般的な胡蝶蘭を送る際の相場についてまとめています。白色の胡蝶蘭の花言葉や各お祝いに適切な値段など、知りたい方が読むべき記事になっていますので、気になる方は目を通してみてください。

胡蝶蘭は色によって花言葉が変わる?

胡蝶蘭には大きく分けると4種類の花の色があります。白・ピンク・白赤(花の中心部が赤)・黄色です。ここでは白色の胡蝶蘭の花言葉について書いていきます。胡蝶蘭の白は「清純」という意味を持っています。胡蝶蘭が咲かせる白色は純白そのものであり、透き通った白が特徴です。冠婚葬祭どのシーンでも適した色ですので需要も多く、人気も高いです。困った時は胡蝶蘭の白を選んでおけば間違いありません。中でも特に適しているのは、花嫁の白色にぴったりの結婚式や同様のお祝いの席です。他の3種類の花にもそれぞれ花言葉がありますので、シーンに合わせて花の色を変えましょう。

昇進祝いに適切な胡蝶蘭の相場は?

白色の胡蝶蘭は先述した通りシーンを選ばないのでとても人気があります。身近な人が昇進した場合に胡蝶蘭を送る際の相場はどの程度なものなのか?初めて花を送る時、知識がないと困ってしまいます。ここでは、昇進祝いに適切な相場について書いていきます。社内の上司が昇進した場合の一般的な相場は25000円?30000円程度です。同じく同僚や部下が昇進した場合は上司よりも値段を下げて20000円程の胡蝶蘭を送りましょう。部下であればもう少し値段を下げても問題ないでしょう。

開業祝いに適切な胡蝶蘭の相場は?

胡蝶蘭を送るシーンでよく見られるのが開業・開店祝いです。景気良く幸先明るく始める第一歩を飾る際に、美しい花を咲かせている胡蝶蘭は最適です。一般的なお付き合いの会社やお店であれば1万の品で十分でしょう。付き合いが長く深い相手には3?5万の立派な胡蝶蘭を送りましょう。会社やお店の規模も考えて、花の本数や大きさを選んでもいいでしょう。

記念日に適切な胡蝶蘭の相場は?

会社の取引先のみならず、個人で胡蝶蘭を送ることも珍しいことではありません。花を貰うのは誰でも嬉しいものです。誕生日や結婚記念日など日常でお祝いをする場面は多岐に渡ります。胡蝶蘭は品もあり大変見栄えのする花です。アクセサリーやケーキなどとは違った反応が見られるのも、送る側としては嬉しいでしょう。誕生日に胡蝶蘭を送る際、家族でも友人でも1万程の胡蝶蘭で十分でしょう。花の本数で変化をつけましょう。家族に送る際には、2本立てにし、友人には1本立ての立派なものを送りましょう。花を送るということで花粉や虫の害が気になる方もおられるでしょう。しかし、胡蝶蘭に花粉はありません。よって、虫の心配も無用です。何気ない日常生活に花があるだけで穏やかな気分になります。花は癒しを与えてくれます。また、引っ越し祝いにも胡蝶蘭は最適です。和風の家でも洋風の家でもどちらにも合いますし、胡蝶蘭は長持ちする植物としても有名です。若い世代に送る場合でも、花を送るという案は同世代には思い浮かばないでしょうし、きっと喜ばれます。もちろん目上の方のお祝いでも良いでしょう。身内の場合は1?2万円、友人であれば5000円のものが良いでしょう。

贈答用に適切な胡蝶蘭の相場は?

最後に贈答用の胡蝶蘭についてまとめていきます。お中元やお歳暮に胡蝶蘭?と思う方がおられるかもしれませんが、昨今では利用者が徐々に増えてきているのが事実です。夏に花を送ると相手が困らないか気になるところですが、胡蝶蘭は特別なお世話などが必要ありません。届いたら部屋に飾るだけで良いのです。お中元では、洗剤など消耗品や季節感のある食べ物が一般的ですが、趣向を変えて胡蝶蘭を送ってみても良いかもしれません。相場は5000円程度です。他のお中元と同じ考えで問題ないでしょう。お歳暮でも同等です。お歳暮で送ると、クリスマスやお正月飾りにも使用できますので、相手方にも喜ばれるはずです。今年から贈り物は胡蝶蘭にぜひしてみてください。

贈るシーンにより変わる胡蝶蘭の種類と相場

贈った相手に大きな感動を与える高価な生花の代表とも言える胡蝶蘭は、特別な日の贈り物に最適です。
胡蝶蘭の種類と相場は、贈るシーンにより変わります。

贈った相手に大きな感動を与える高価な胡蝶蘭は、特別な日の贈り物に最適です。
有名生花店で調達した胡蝶蘭の品質は素晴らしいものがありますが、一般的に胡蝶蘭の品質や値段の違いは、花と花芽(茎)の輪の大きさ、本数、花の数、種類(品種)によって異なります。
胡蝶蘭は、正面から見た時の印象が決め手です。
花輪が床近くまで垂れ下がったもののほうが高価で立派な物とされます。
また、特殊技術で染色されたものや、希少な品種になると生産できる農園が限られてくるため、高価になります。

おおよそ、通常よく贈り物で使用されている白の大輪胡蝶蘭の1本あたりの価格の目安は、10,000円前後です。
花のサイズが大きいほど、1本についている花の数が多いほど、価格は高くなります。
個人の予算や取り扱い生花店ににもよりますが、胡蝶蘭の種類と相場は、贈るシーンにより変わってきます。

 

個人から個人への贈り物としての胡蝶蘭の相場

 

個人から個人へのお祝いの品として、「誕生日」や「敬老の日」、「母の日」などの記念日に女性が喜ぶ胡蝶蘭を贈る人が増えてきました。
人気があるタイプは、花も小ぶりで可愛らしいサイズのミディ胡蝶蘭です。
最近はミニ胡蝶蘭(マイクロ胡蝶蘭)としてさらに小さいテーブルサイズの胡蝶蘭もパッケージ販売されています。
通常の胡蝶蘭と比べて半分以下のサイズで白やピンクに限らず黄色や紫など色の種類が多く、価格も手頃、店頭で気に入った胡蝶蘭をそのまま購入後、配達ではなく手持ちで持ち帰りできるため気軽で便利です。
サイドーボードや棚など自宅で飾りやすく、花を身近に鑑賞でき重宝します。

価格は、変わった色の品種でなければ大変お買い得です。
両親・祖父母・友人には、5,000~10,000円程度、仕事や特別なお付き合いのあるお相手には、10,000~20,000円が相場です。
目上の方や長寿のお祝いなどには、ワンランク上の高価な品種を選ぶ場合があります。

 

法人用の贈答品である胡蝶蘭の相場

 

開店祝いや、就任祝いなどの相場は、個人で贈る場合と会社の代表として贈る場合によって価格が変わります。
いずれも、贈り先の建物のスペースに合わせたサイズの胡蝶蘭を選ぶことが、重要なポイントとなります。
選挙の際に良く使用されているピンクの胡蝶蘭や、紅白のリップと呼ばれている品種も、お祝い事に使用する胡蝶蘭として人気の品種です。
相場は、開店祝いの場合、10,000~50,000円、就任祝いやその他のお祝い用として、15,000~30,000円くらいです。
法人向け胡蝶蘭で人気のあるタイプは、白大輪3本立て~白大輪5本立てです。
1本の茎に大輪の花がたくさん並んだロングタイプも、豪華で高価であることが一目でわかる胡蝶蘭です。
円錐状にかたどったものや、黄色、青、グラデーションカラー等特殊な加工や染色を施している物は、特注品として100,000~1,000,000円までと高価です。

 

お悔やみのシーンの胡蝶蘭

 

胡蝶蘭は、弔事(葬儀や仏事)など、お悔やみのシーンの供花として使用できる花です。
手配する生花店には、あらかじめ弔事用であることを伝えておくと、ラッピング材が弔事用の赤味のない仕様になります。
弔事用の胡蝶蘭は白一色のため、価格は比較的廉価めになりますが、贈り先によってサイズや相場が異なります。
枕花は、個人の枕元に備えるお花であり、ご自宅宛てとなるためサイズは小さい物となり、価格の相場は、5,000~15,000円位、ご自宅のご仏前用も同等です。
葬儀の場合は、会場にもよりますが、スタンド花や籠花がわりとなるため、大きなサイズが適しています。
その場合の相場は、15,000~30,000円となっています。
四十九日以降は、白一色でなくても、淡い色合いが選ばれています。